アレクセイ・ヤグディン

今、冬季オリンピックが開催されています。特にフギィアスケートの選手に詳しいわけではありませんが、フギィアスケートの大会を見ると必ず思い出す選手がいます。それは、ソルトレイク五輪の金メダリストであり、2002年に長野で行われた世界選手権の金メダリストでもあるアレクセイ・ヤグディン選手です。

彼は、その体力的にも技術的にも絶頂期にあった年の秋のグランプリシリーズで、脚の痛みを訴えて試合を途中棄権し、その後、競技場としてのリンクに戻る事はありませんでした。というのも、彼の足の痛みは股関節の先天性疾患が原因で、当時表彰台に昇るには絶対に必要だった4回転ジャンプを医者に禁じられ、競技選手としては、引退を余儀なくされたそうです。きっとこれからもオリンピックの男子のフギィアスケートを見るたびにアレクセイ・ヤグディン選手の事を思い出すと思います。ソルトレイク五輪のヤグディン選手のＳＰの「ウインター」を良かったら見てください。しわくせきざいＨＰ