丸に違い鷹の羽は、うちの家紋です。家紋は、残しておきたい日本の文化だと私は思っています。なので、家紋をお墓のパーツのどこかに彫ることをお勧めするのですが、処々の事情で、彫らないこともあります。
去年の中頃から、お墓のリホームの仕事が増えているのですが、そのご依頼のほとんどがお墓を建てた当初の形にと言うご希望なので、建ってあるお墓を解体後、工場に持ち込んで再度石を磨き直します。そうすると、”これが同じ石!”と思うほどの輝きが石に戻ります。今回、昭和の中頃に建ったお墓のリホームお引き受けしているのですが、紋の周りの輪の太さ、彫られている線の数が、近くに建ってあるご本家さんのご家紋と微妙に違うのです。お施主様のご先祖様が意図的に変えられたのなら良いのですが、お墓を建てた時の事務的な間違いであれば、この機会に正しく直させていただきたい。昔のことが、全て良いとは言いがたいのですが、脈々と続いていることを人のしでかすミスで途絶えさせることは、お墓に関わるものとしては、申し訳なく思います。今年の初仕事は、お施主様に家紋の確認をすることです。今年も私に出来るお仕事が、早速にあって、ほんまに良かったわぁ~~。(ほっ)しわくせきざいHP
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