この連休は、色んな所で秋祭りが行われていますが、有りがたいことに、うちの旦那さんと息子が、金比羅さんの大祭のお頭人(とうにん)行列のお手伝いに誘われ、10日のお下がり、11日のお上がりの行列に加わることが出来ました。写真は、深夜の鞘橋(さやばし)ですが、フラッシュ無しだったので、肝心の橋は???ですが、ごめんなさい。
写真中央がうちの旦那さんですが、この装束はお頭人さんの籠をかく人の装束です。息子は、お頭人さんの長提灯を持たせて頂いたのですが、外に着る装束は同じだったのですが、中に鮮やかな青の衣装を着ていました。行列の参加者はお役目によって、着る衣装が違っているようでした。ちなみに『お頭人さん』とは、就学前の子どもが男子1~2名、女子1~2名、神様のよりしろとして、お下がり・お上がりの行列に加わるお稚児さんのことです。お頭人さんの乗り物は男子は馬、女子は籠と決まっていて、それにお仕えする人が、大祭の2日間、色んな所から集まるようです。写真は、しちりきを吹く雅楽士です。お下りの行列には、露払いの一本槍、奴さん、天狗などが先触れとして歩きます。その後を、お頭人さんとその親族、氏子総代、町衆代表、巫女、雅楽士、神馬、お道具などがつらなり、お神輿がお下りになった後に、宮司がつづき、終わります。お行列の明かりは長提灯と松明(たいまつ)です。写真は短くなった松明から新しい松明に火をつけ替えているところです。役目を終えた松明や、落ちた火の粉は、竹筒に入った水をかけて火を消すので水の入った竹筒を持った人がいます。私は、小さいときからお頭人さんの行列を度々見ていますが、久しぶりに行った金比羅さんのお頭人行列は、お神輿が自分の前をお通りになるとき、皆いっせいに拍手(かしわで)を打ち、こうべを深く垂れてお参りした以前とは違って参列した人たちは、手にしたカメラでお神輿を写すイベントとなっていました。お頭人行列をご神事と自覚している人は、本当に少なくなってしまったようです・・・・。お行列に参加している馬が驚くので、写真を全てフラッシュ無しで写しました。なので、全て暗いし見えにくくて、ごめんなさい。しわくせきざいHP
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