チョコパイ　下さい。

「ありがとうございます」という韓国ドラマがあります。登場人物の中の一人に、チョコパイが大好きな認知症のおじいさんがいます。そのおじいさんが何かにつけて「チョコパイ下さい」というのですが、しゃべり方がかわいくて、どこか憎めないのです。

ですが実際認知症になった人の介護は大変なようです。知り合いのおじいさんに、認知症になってから女性に対してものすごく興味を持ち始めた人がいます。自宅ではほとんど寝たきりだったのですが、ディサービスやショートスティなどを利用するようになりました。ホームには、女性の介護士や看護士がたくさんいて、最初は、立ち上がる程度だったのが、そのうちにお気に入りの人の後ろを付いて歩き始めたそうです。これが何年も続き、ほとんど寝たっきりだったのが、普通に歩けるようになったのだそうです。これって、一見よさそうに思えるのですが、普通に歩けるようになったため、介護認定が軽度に下がってしまい、様々な介護サービスが受けられなくなったようです。そして、身体は元気になっても、認知症は進んでいるらしく、今度は徘徊が始まったそうです。なので、家族の負担は、以前にも増して増えているようです。しわくせきざいＨＰ