「うちには、本家じゃけん、お祀りするご先祖様がよ~~けおって(大勢いて)」とか、「お墓に亡くなった人の文字彫るとこないけど、どなにしたらえんなぁ~」と話されるお施主様には、霊標(法名板)をご用意させていただいています。そして、お仏壇のお位牌やお墓を見せていただくと、戒名(法名)が、きちんとわかるご先祖様が最低でも20人、それより多い場合がほとんどです。こういう場合、お位牌のある全てのご先祖様を板に彫り込むことをご希望なさる場合もありますし、明治以降にお亡くなりになった方から彫り込むケースや、お施主様のおじいさま、おばあさまから彫りましょうと落ち着くことなど、様々なケースがあります。その時、総てのご先祖様をご供養していますと言う気持ちを表すために、霊標(法名板)の題字(○○家霊標とか、法名碑彫り込んだ字)の次に、↑上記の文字を一行彫り込むことがあります。3つの文言のどれを選んでも意味は同じですが、『家先祖代々霊位』の文言が比較的多いように思います。また、題字に『○○家・・・』と、家の名前が入ってない時は、『○○家先祖代々之霊位』と、上記文言の前に家の名前を入れます。しわくせきざいHP
コメント