昨日、仕事を少し早じまいして、講演会に行ってきました。講師は今、TVでよくお顔を拝見する橋下徹氏でした。今が旬の人の講演会です。さすがに、会場は満員でした。講演会の話の内容はTVの裏話等が中心で、聴衆の笑いを誘うに違いない、とか勝手に想像しておりました。演壇に立った橋下氏は、Tシャツにジーンズをはき、ブレザーをはおるという、TV通りのラフな服装でした。そして、彼の口調は、いつものインパクトのあるしゃべり方でした。話し方からして、かなりサービス精神おう盛な人なのかな?と思ったのですが、彼の話は、私が想像していたのとは違う、かなり真の通った、頭の良さを感じさせる内容でした。ほぼ90分ず~と話していたのですが、講演会の中頃に、連日TV・ラジオ報道されている、秋田の児童殺害事件の事が出てきました。そして、橋下氏が『米山豪憲くんを、自宅近くまで送っていった豪憲くんの友だちのお母さんは、誰もスポットライトをあてませんが、これからの生涯、重い十字架を背負って生きていくことになると思いますよ。彼が一人で帰ると言って分かれたのが、自宅から60メートルの所で、それから20メートル、豪憲くんが道を曲がるところまで彼女は豪憲くんをチャンと見ていて、豪憲くんが見えなくなった自宅に帰るまで後40メートルのところで、豪憲くんは犯人と出会って殺害されたんですから、・・・・・』と言う内容のお話をしました。これを聞いたとき、失礼な言い方だとは思うのですが、「この人本当に弁護士なんだ」と感じました。そして、マスコミがTVに映さない彼の本質を少しだけ垣間見たような気がしました。経済学部を卒業した後、弁護士になるくらいなのだから、かなり頭のいい方なんだとは思っていたのですが、本当に頭の良い方でした。講演会で話す橋下氏は、マスコミを通して、私が知っていた橋下徹弁護士とは、一味も二味も違う弁護士 橋下徹氏でした。
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