夜ごはんて、前から使ってました?

6月に、関東から友人が三人来香するのですが、ここ数日、初日の夕食をどこにしようか?と頭を悩ましてます。食事のご希望は?の問いに、「美味しい魚と、うどん」との答え。美味しい魚を食べさせてくれる、食事処は数々あれど、お値段もピンからキリまであるし、お店によって、趣向が違う。さて、どこのお店にしましょうか。所で、娘が使う言葉で、どうしても気になる言葉がある。それは、夕食のことを、夜ごはんと言うのです。「夜ごはんて、変!夕飯とか、夕ごはん・晩ご飯と言いなさい」と必ず注意するのですが、娘は『夜ごはん』と言う言葉に違和感が無いようです。先日、久しぶりに外で食事をしたのですが、その店のメニューに『○○の昼ごはん』『○○の夜ごはん』と書いてあったのに、ビックリしました。朝食→朝ごはん、昼食→昼ごはん、夕食→夕ごはんor晩ごはん、と大昔に教わったはずなのに・・・・。この頃、日本語の言い回しが、できるだけ簡単な方向に向かっている気がします。今に『晩ご飯』なんて言い方は、死語になってしまうのかな・・・と、考えると、哀しくなってきます。『夜』を表す言葉一つをとっても、夕方・夕間暮れ・晩方・夜半・夜分・深夜・・・と、時間の経過によって、さまざまな言い回しがあるのに、その繊細な表現を、ほとんど耳にしなくなっています。あぁ~、こういう言葉は、もう小説の世界でしか目に出来なくなるのでしょうかねぇ・・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました