月刊石材に【尽きぬ想いを『石』に込めて】の連載が始まって、お陰さまで一年が過ぎました。本当にあっという間で、一年が過ぎたとはとても思えないという感じです。この一年の間、また多くのお施主様から仕事のご依頼をいただきました。何年後かに書かせていただけるなら、書かせていただきたいという出会いもありました。
今、100年に一度の不景気と言われています。お墓は、多くの人にとって必要であるとは思いますが、やはりぜいたく品の部類に入るようにも思います。うちも、この一年お墓の改修、文字彫り、花立の穴あけなどの仕事が増え、新しくお墓をお建てになる方は少なくなっています。ただ、引き受けた仕事の内容によらずどのお施主様も自分の想いを、ちゃんとお墓に込めておいでだと感じます。そこで、問題になるのは石屋としてのうちの接し方、考え方なのだと気がつきました。この一年で気がついた、塩飽石材らしいお施主様への接し方考え方は、考えがまとまったら、また書きます。ここ数年、うちはどういう石屋になりたいの?と自問自答してきました。なんか、この不景気のお陰で、その答えの入り口がかすかに見えてきたような気がするんですよ。しわくせきざいHP
コメント
私にとっても・・お墓というのは・・・興味あるお話で・・。前々から・・資料は集めておるんですが、なかなかに・・HPに掲載できる内容にはまとまらない。 お墓ってなんだろう・・。どうしてできたんだろ・・とか。起源というか・・発祥の意味とかを考えると・・なかなかに難しいもんだいで・・。 この・・「石材」って、本、普通の本屋さんにはないように思うけれど・・。 最近は・・なかなかに・・県立図書館にまで出向くのも・・よいしょがいるし・・。 近くの本屋さんにでも、注文しておこうかなぁ・・。じゃぁ、また。
まほろばさん、ほんとなんでしょうかね。人の死を悼み、それに対して残された人が何かしたいと思う気持ちは、いにしえから大本は、何にも変わってないと思うのですが、お墓の持つ意味が、時代と共に変わってきているように思います。お勉強は待ったくしていませんが、宗教・経済、その他諸々が深く絡まって、どの方向から見るかで、違って見えると思うんです・・・・。