以前にもここで、セイコーさんのCM『一秒の言葉』について書いたことがありますが、このCMを思い出す出来事がありました。
昨日、母の頼まれごとがあり実家に寄ったのですが、この春大学に進学する息子に、父が自分のうで時計をくれると言うのです。父は、この時計を数年前に買い求めたあとひざの具合が悪くなりました。そして、遠出をする機会も無く、この時計は仕舞われたままでした。 「○○は、うで時計もっとるんか? この頃の子は、携帯もっとるけん、うで時計なんかせんよな・・・。」と、いいながら丁寧に箱の中にしまわれたうで時計を出してくれました。うで時計も無いと困るだろうと言う私に 「誰にもろたか忘れたけど、今懐中時計使いよるけん、心配いらんぞぉ~。」と。若い子は気に入らない物はもたないから、使うかな・・・・?と、思いながら夜、息子に時計を見せると 「使うけん、もろとくわぁ~」と言うではありませんか!(良かったぁ~)そして、息子に「ありがとう」の電話をかけさせました。人につたえ、人をつなぎ、そして胸にきざまれる。この春、色んな時、色んな場所で、多くの人たちが口にしている『一秒の言葉』・・・・・。しわくせきざいHP
コメント
息子さんの進学、おめでとうごさいます。一秒、一秒の積み重ねが‘永遠’になっていく。流れていく‘とき’を時計は存在させてくれる、たいせつなものですね。息子さんの新しい始まりに、とてもよいプレゼントを贈られた、お父さましわくさんの原点が見えたように感じられます。
お言葉ありがとうございます。若い頃「私はああいうふうにはなりたくない!」と、親を見て思っていたのですが、この頃、似てる・・・、同じことしてる・・、て思うことが多々あります。(あははっ)やはり親って原点なんですね。
拍手いただいた皆様、感謝です。「一秒の言葉」て、折にふれて思い出す、とってもステキなコマーシャルだと思いませんか?