先週の週末、大阪の高槻市にお墓を建てに伺いました。この仕事、専務と建前の職人さんの二人で、出張を組んでいたのですが、職人さんの都合が悪くなり、しかも他の人の段取りがつかず、急きょ一年ぶりくらいでしょうか?私が、下手間に入ることになりました。私が、現場の手伝いに行くことに決定後、事務所にお出でた、別のお客さまに、そのことをお話すると、「きっと、このために呼び寄せられたと、思うことがある」とそのお客様は、おっしゃいました。工事日の初日、仕事を終えた後お施主様のお宅に伺ったのですが、通されたお部屋には、年代物の船だんすが、置かれてあったのです。古い物の価値が分かるわけでは無いのですが、その船だんすは、年数を重ねてきた物の品の良い存在感を放っていました。色合いといい、細部に渡る金具の細工と言い、それは見事な物でした。まさしく、しわく諸島の島で、回船業を営んでいたご先祖様をお持ちのお施主様のお宅に相応しいものでした。先に、お話したお客様の言葉通り、きっと、今回のお施主様のご先祖様が、この船だんすを見せてくださる為に私を高槻に呼んでくださったのだと、思うことに致しましょう。^^
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