夕暮れの飯野山です。8月が終わり、今日から9月です。いつもの年は、台風のひとつやふたつ来てるのですが、今年は台風が来ないさぬきです。 今日は早起きして、和歌山のお得意様の所に日帰りで行ってきたのですが、行き帰りの南海フェリーの中で林真理子さんのエッセイ『夜ふけのなわとび』を読みました。その中で、田辺聖子さんの『残花亭日暦』のことを書いたエッセイがありました。『残花亭日暦』は田辺さんのご主人の闘病から見送られるまでを淡々とつづられた日記だそうですが、その中で田辺さんがよまれた歌が林さんのエッセイの中で紹介されていました。
「いささかは 苦労しましたと いいたいが 苦労が聞いたら 怒りよるやろ」林さんもエッセイの中で「まいりました、という感じ」と書いていましたが、本当に『まいりました』です。この頃、いささか、愚痴ぽくなっていた自分が恥ずかしいぃ~~。ここ4年ほど韓国のドラマや映画に嵌ってしまい、本を読むことからかなり遠ざかってしまっていましたが、活字を読むとやはり落ち着きます。映像もいいけど、秋の夜長にまた読書を楽しむことにいたします。塩飽石材HP
コメント
最近は・・・根性がないというか・・・、TVもみたくないし、香辻・・この辞書は・・かつじも出ない・・・。活字も見たくない・・・。困ったもんです。 でも・・・なんだかんだと本は買うんですよ・・。でも読めない、読まない、読もうとしない・・・。つんどく・・ですわ・・。
まほろばさん、7~8月は、上の空で活字を読む作業が続きませんでした。新聞も上の空でした。やはり、暑さのセイでしょうか?暑さは思考回路や意欲や様々なものを萎えさせるようです。一昨日まで、ちょっと涼しかったので、活字読みたい気分になったのかもしれません。(笑)
暑い日も、寒い日も、どんと、落ち着いてますね...この山を、朝晩に、眺めて暮らしてる、まほろばさんは、だから、心穏やかなんでしょうね...季節が、変わるごとの、山の姿を、まじかで、見られて、いいですね!読書の秋ですね...灯火親しむ秋...いつも、秋が、きたら、一番に、そう思っていました。でも、目を、悪くしてから、活字が、ゆれるので、疲れて、細かい字の本は、読めなくなってしまいました。新聞さえも、、、なぜか?韓国ドラマと、パソコンは、大丈夫なんですね...笑ずらずらと、書いてないからでしょうね。。。辞書は、むしめがね<笑>が、あるから、意外と、大丈夫なんですね...田辺聖子さんは、大好きな作家さんだから、この↑本は、読んでみたいナァ~~
KiKiさん、くれぐれも目は大切にしてくださ~い。田辺聖子さんの昔読んだ小説、また読み返して、若いときに感じなかったことを感じたりしてます。読みながら、あの頃からずい分長いときが過ぎたのだと思いました。たそがれてはいませんが、気持ちがちょっと秋になってます(笑)