継続することは、難しいことですが、なんとか歩くことを続けています。帰り道で、壁に家紋を書いているお家を昨日見つけました。白地の壁に、黒で抱き茗荷(みょうが)がかなり大きく書いてあります。お墓を建てるときに、確認させていただく事柄に家紋があるのですが、正確に覚えている方は、かなり少ないです。確かに日常家紋を目にすることも、使うこともない時代ですので、これは仕方ないことかも知れません。お墓にお彫りする家紋は、代々そのお家に受け継がれている男の方のご紋なのですが、『昔作ったお墓に、母親の紋付きの紋が彫られている水鉢だけ作り直して、正しい家紋を彫り直して欲しい』とか、『父が紋の上下を逆さまに彫ってしまったのに、出来上がってから気が付いた。自分が亡くなったら、正しい紋に彫り直せと、遺言されていたので・・・・』とか、家紋の彫り替えの依頼は時々あります。もし、ご自分のお家の紋がお分かりにならないとき、一番正確に早く知る方法は、ご先祖様のお墓にお参りし、そこに彫られている家紋を、確認することです。家紋やお墓にお彫りする文字のお話、少し続けてしたいと思います。続きを、お楽しみに。
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