先日、左の肩甲骨の下が、急に痛み始めて、寝返りを打つたび痛みで目が覚める状態になり、生まれて初めて、接骨院に行ってきました。取り合えず、仰向けになって、担当の先生のなすがままに、右足上げて、左足上げて、上体を右にひねり、左にひねり・・・・・。その度に、痛みが走るが、取り合えず我慢・我慢。ついに、どこが痛みの元か、先生には分かったらしく、マッサージが始まりまり、終わったときに、「筋肉固くなってますよ。柔軟体操しましょうね。」 と、アドバイスを一言。次にカーテンで個々に仕切られた、電気マッサージのコーナーに移り、少し冷たい何か?が、背中にペタンと幾つか貼られ待つことしばし。その時、カーテン越しに患者の男の人の声が。
「君は、二宮忠八て知ってる? 知らない!? そうだろうねぇ~。 ライト兄弟より10年も前に有人飛行をした人なんだぁ~。 丸亀の地が、実験の成功と深く関わってるんだけど(この人の事)、 香川で10人中9人が、知らないんだよぉ~~」と、なんか、自慢げに二宮忠八翁の薀蓄(うんちく)を語り始めた。しわく心の声『なんや、この男の人!言い方が、いけすかんやっちゃなぁ~。 私は、知っとるでぇ~。小学校でちゃんと習ってますよぉ~。 十人の中の一人が、ここにおるでぇ~。』「僕、県外から来たんだけど、丸亀の町おこしを、この人でやろうと思ってね。 その話、市長の所まで行ってるはずなんだぁ~・・・・・」と、うんぬん、少し自慢げに、マッサージの先生相手に話しているのである。しわく心の声『はぁ~、市長がなんぼのもんや! 私は市長の娘のバサラ踊り子連の仲間やでぇ~。』 と、冷静になったら、顔から火が出るようなクダラナイ事を考えながら、電気治療を受けたお陰で、今痛みも無くなり、こうしてブログが書けているのですが、ほんと、今の香川の子ども達、いえ私から何年か後に生まれた人たちが、『二宮忠八翁』の事を知らないと言うのなら、ゆとり教育と命名された、教科書を薄くしよう教育の結果だと、嘆かわしく思いました。が、そういう私も嘆かわしいやからと、今気がつきました。うちの子に「二宮忠八て知ってる?」とまだ、聞いてないのです。(汗)うちの子、教科書を薄くしよう教育の真っ只中に義務教育を終えているのです。今夜、早速確かめねば!です。
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