先週まで、ブログサボっていたのを取り戻すがごとく、書いています。(笑)毎日元気に仕事できる事は、有り難いし、お仕事で、たくさんの方々と、新しい出会いがあるのは嬉しいです。で、今日は大安で、今現場では、お墓が建ちつつあります。今日のお施主様との出会いは7年前。お寺様にご紹介され始めてお会いした時、お施主様が「親戚が、庵治石の細目(こまめ)で、9寸のお墓を???万で建てたんやけど しわくさん、その位で庵治の細目、建てられるんなぁ~。 今は、お墓の巻き石してもらうだけやけど、 庵治石でお墓建てたいんやぁ~・・・・・・・」と、おっしゃいました。
お施主さまの口にされた金額は、もう忘れてしまったのですが、9寸の庵治細目石を、ご用意できる金額ではなかった事は、今でも、はっきり覚えています。が、もしお施主さまのおっしゃるお代金で、庵治石の細目が建てられるなら、うちの営業努力が足りなくて、原石を高く仕入れてるのではとか、思った記憶が有ります。そこで、お施主さまにご親戚のお墓のある場所をお聞きして見に行きました。巻き石にも凝った細工があり、墓前灯篭はソーラーシステムで夜になると自動で灯りが燈る様になっていました。敷地も広く、大そうご立派な墓所です。お墓を見せていただき、正直ほっとしました。全て中国からの輸入材で、作られていて、庵治の細目石は、どこにも使われてなかったのです。また、原石だけでなく製品加工も、中国の工場で行われた物だと考えられました。おそらく『庵治の石屋で建てた・・・』とか、『庵治の○○石材店』とか、ご親戚の方から聞かれた『庵治』という言葉が、間違って伝わっていたのだと思います。そのお施主さまと、7年後の今年ご縁があり、今日、ご先祖様のお墓をお建てする運びとなりました。建つお墓の石の銘柄は、お施主さまのご希望の庵治細目石です。お施主さま、有難うございます。
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