10月31日にOHKスーパーニュースで取り上げられたお墓さんが、本日無事完成の運びとなりました。大正時代に建てられ山の中の墓所で、苔むしていたお墓が、建てられてから90年以上の時を経て、人の手によって建之当時の姿に甦りました。
このお墓、リフォーム(リノベーション)前には、あまりに苔むしていて『南無阿弥陀佛』と刻んである真石意外は、石の銘柄が、???でした。石の表面の苔を取り、工場できれいになって、今は採掘されていない庵治細目石(あじこまめいし)が、上台と下台に使用されていると分かりました。この石がかつて採掘されていたのは、うちの旦那さんも知っていたのですが、目にしたのは初めてでした。家紋を刻んである花立に、キズがあることが分かり、新しく花立を作る事を、お施主様にお勧めしたのですが、当時の姿を生かしたいと、キズのある花立もそのまま置いておく事になりました。実際にお花をお供えする花立は、新たにお作りしてお墓の前に置くきました。今、お墓の建て替えを考えているお施主様、お墓の廃棄を考える前に、お墓のリフォーム(リノベーション)考えてみてください。
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