合田邸 続きます。

IMG_1565_2017100409060869f.jpg応接間には↑ステンドグラスの窓がありました。入り口横には鷲をかたどった帽子掛けもあり、大広間を『楽々荘』と命名した北原白秋もかけただろうと想像してしまいました。

IMG_1567_20171004090610ea7.jpg応接間の↑照明器具です。写していませんがガス暖炉もあり、ほんの数年前まで使われていたそうです。テーブル、椅子ともアールデコ風の造りでした。IMG_1570_20171004090613c7e.jpg老朽化のため仕方ないのだとは思いますが、残念なことにほとんどの出窓がサッシに変えられていました。おそらく↑この窓は創建当時の作りではないでしょうか。IMG_1582_20171004090616b2d.jpgダンスホールの入口の階段は岡山県で産出される万成石で作られていました。このように石を成型できたのは、石工の優れた技術の賜物です。IMG_1572_20171004090615bd3.jpgこの↑石の階段の用途がお分かりになりますか?地下階段ではありません。この階段を使い建物の下を通りぬけると中庭に行くことが出来るのです。お庭の手入れやお屋敷の掃除の為に作られた通路のようです。使用されている石はさぬき広島産出の青木石です。非公開ですが、お茶室、土蔵、レンガ倉庫、別棟の離れ、土蔵、洋館、ボイラー室もあり、一般公開が待たれます。今後、修復が進めば重要文化財に指定されるのではと思いました。この邸宅との出会いに感謝しています。これまでも石屋 これからも石屋 創業明治34年ふるかわ石材店

コメント

タイトルとURLをコピーしました