石屋は見えないものの、声なき声を聞く

IMG_1146.jpg↑図面は関係ないのですが、近年増えているお墓の移転・改修工事、戦前のお墓で納骨室の無いお墓をお引き受けすることがあります。

納骨室の無いお墓は、本体が座っていた範囲をかなり深く掘るのですが、本体の下みならず、花立などパーツの近く等に骨壺を埋めていることがあります。なので、お墓の周りも注意して広範囲に掘り返し、これで大丈夫と現場を終えるのですが、後日、なぜか現場が気になって仕方がないと言う事があります。そういう時は、自分の感覚を大切にし再度現場に入ります。実は先日そういう現場があり、気になるところを掘り進めるとやはりお墓にお納めした方が良いのではと思うものが見つかりました。土の下に埋まり目に見えないものを探す時に、うちは「気になる」という第六感を大事にします。石屋は見えないもの、声なき声を聞く気持ちを持つことが大切だと再度確認させていただいた現場でした。お墓づくりは 幸せづくり 創業明治34年ふるかわ石材店

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