今朝も歩いて通勤したのですが、途中で、女の子の大きな泣き声が聞こえてきました。その子は、どうも幼稚園に行く途中のようで、「どうしたの?」と声をかけ、女の子の顔を見ると涙と汗と鼻水でグショグショでした。しゃくりあげながら、女の子が言うには、お母さんが、いやな事したのだそうです。その子のお母さんらしい人が、心配そうに近づいてきたので、「もう少しで納得するから。」と言って、少し待ってもらいました。
しわく「お母さんが、いやな事したの?」女の子『うなずく』しわく「お母さん、朝忙しいからね。 いやな事したの、気が付かなかったんだよ。 分かってあげてよ。」女の子『うなずく』しわく「ティッシュでお鼻かめる?」女の子『ウン』しわく「お顔きれいになったから、おばちゃんと幼稚園まで 歩いていく?」女の子『ウン』こうして、久しぶりに3~4歳の女の子と手をつないでゆっくりと歩き始めました。歩き始めた私たちの所に、女の子のお母さんが近づいてきて「急ぐのではないですか?」と聞かれましたが、せっかく泣き止んだ子を、ほっとけなくて、約束どおり、幼稚園に向って、歩き始めました。歩きながら、女の子との会話をざっと説明して幼稚園の少し手前で、女の子をお母さんにお返しました。ちひろちゃんて、名前のあの女の子。明日から幼稚園は夏休みだから、当分会うことも無いだろうけど、心も体も元気に大きくなってね。
コメント
拍手ふたつ頂きました。お読みいただいてありがとうございます。自分の子育ての時、余裕がなくてできなかった事を、大人の手が必要な小さな子ども達にしてあげたいなぁ~と、今、思っています。