本家には、本家の、新家には新家の・・。

家へのこだわりが薄れている時代だと思いますが、先日、お寺様にうかがった折に、本家には、本家、新家には、新家のお参りの仕方があると言うお話が出ました。他所様の事は、分かりませんが、嫁ぎ先も実家も、本家という事を大切にお参りしているように、思います。

お墓参りの時、自分の所のお墓のお花とは別に添え花用のお花を持参して、本家のお墓に花をさし、お参りします。お花が少ない時期に、添え花無しで、お線香だけ、という事もありますが、本家にあるお墓全てに、お参りします。これが、新家のお墓参りの仕方なんだと、今になって、ようよう分かるのですが、子どもの時、実家の祖母とお参りしていたときは、何の自覚も無く、言われるまま幾つのもお墓に手を合わせていました。が、うちの旦那さんのご先祖様のお墓、旦那さんの祖父母のお墓とは、違う場所にあって、しかも、個人墓なので、かなりの数があり、普段はご無沙汰で、お盆のお参りの時、ご無沙汰をごめんなさいとわびながら、お花とお線香を上げます。しかし、あの数・・・、父母が居なくなったら、きちんと把握できるのだろうか・・?と、心配・・・です。しかも、離れた所に、ポツンとか、一つ飛ばして、その横二つとか・・・、一年に一回では、翌年には罰当たりですが、忘れていたりして・・・。(汗)私が、こうですから、息子の時代にはどうなるのでしょう?無縁墓にならないように、何としないといけないですね。しかし、これこそまさに『紺屋の白袴』ですね。先日、若い人に「紺屋の白袴て、何ですか!?」て、聞かれました。今の時代、失われていくものが誠に多いようです。

コメント

  1. まほろば より:

    ・・医者の不養生・・・。  坊主の不信心・・・。  電話屋の無電話・・・。電話局につとめていると、家の電話は・・・使わないのですと・・・。そんな時代もおわったですがねぇ・・。そういえば、つい最近まで・・・携帯電話を持った電話局の人なんて少なかったと思いましたよ・・・。最近は・・・みんな・・・もっていますけれど。

  2. しわく より:

    そんなことわざあったかしら・・・と、(笑)これは、まほろばさんの実感なのでしょうか!?携帯電話、仕事をする身にとっては、便利なのですが、いつでも、どこでも、ひも付き管理を受けているようで、できる事なら持ちたくないと、思うのは私だけかな?

  3. しわく より:

    拍手ありがとうございます。お墓が気になる時期ですね。

タイトルとURLをコピーしました