真面目さに好感！

高校生の石川遼君のゴルフ大会での優勝に、ほっほっ～凄い！と、思っていたのですが、今朝のＴＶのエンタメのコーナーで『ハニカミ王子』と早速命名されていたのには、正直閉口してしまいました。地道に努力した子が、結果を出しスポットライトが当たるのは大いに喜ばしいことだと思うのですが、先の早稲田の斉藤選手の『ハンカチ王子』に追随する気がして、石川君のこれからの大変さを『ハニカミ王子』のネーミングに垣間見たようなに、思えました。この二人の共通点を挙げるとすれば、真面目さに好感が持てるという事です。そして、ご本人には迷惑なことかもしれませんが、『この子なら、きちんとしてるだろう』と、見る人に期待感を持たせてくれます。

この二人は、１０代がおこす惨劇とはまったく相対した場所に居るように感じ、なんだかホッとします。真面目さに好感といえば、４年前に中高年の日本女性を夢中にさせたドラマ『冬のソナタ』が思い浮かぶのですが、あのドラマは、目上の人への尊敬とか、人が人にする思いやりとか、父母に対しての感謝など、私が小さい頃に教えられた人として誰もが当たり前に持っていた最低限のモラルが、ストーリー全般に流れていて、どこか安心して観られたのだと思います。そのうち、主演のぺ・ヨンジュンさんが見せる柔らかな微笑みに『安心して大丈夫だよ』と、念押しされた気がして、一気にあのドラマに惹き込まれた人が、続出したように思います。『きちんとしてる』とか『真面目さ』は、人の心に安らぎを与えてくれるのかもしれませんね。