藍染のシャツ

土曜日にお休みを頂いて、児島のせんい祭りに行ってきました。せんい祭りは、春と秋に開かれるのですが、縫製工場がサンプル品やB級品等など、2日間に限って直接販売するのです。ちなみに、靴下6足で千円、しゃれたデザインの帽子が千円とか、何をとっても、市価の半額、いえ3分の1くらいのお値段です。で、今回は1万円でメーカー品と呼ばれるジーンズ5本買ってきました。雑貨のお店やスモークしたチーズを売ってる所とか覗き、前回、藍染の綿のカーディガンを買ったお店を覗きに行きました。

このお店、去年の秋のせんい祭りが、初出展だそうですが、藍染のカーディガン顔うつりがいいのです。着ると肌の色が明るく見えるのです。今回ラックにつられた製品の中から、微妙な色合いに惹かれて1枚の紳士物のシャツを手にとった時、「良い、色合いでしょ」と男の人から声をかけられました。そして、その人の手を見ると、爪の先が藍色に染まってました。しわく 「もしかして、このシャツ染めた方ですか?」若い職人のお兄さん「そうです。他のも見てくださいね。」年配のお店のお姉さん「藍は、顔色をよく見せるんです。藍染めの製品を作って、               日本を明るくしたいんです」作り手のお話、直接聞く事は、めったに出来るものじゃありません!お話聞いて、なんか、藍染職人さんも、石工さんも、職人さんて一緒やなぁ~て、思いました。自分の作った品物に、誇り持ってるし、愛着もあるから、自分の工場で作った製品は、うちの旦那さんが、何年たっても、『うちのだ!』てわかるように、この藍染の職人さんも『うちのだ!』て、きっと分かるんだろうという、気がしました。自然のものは、やはり良い!やさしく手に馴染んできます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました