ママの味に思うこと・・・・。

子どもが小さいとき、よく歌っていた歌があります。その歌は、田中ナナさんが詩を書き田中喜直さんが作曲なさった『おかあさん』という童謡です。『おかあさん なぁに おかあさんって いいにおい せんたくしていた においいでしょ しゃぼんのあわの においでしょ』そして2番の歌詞は、「せんたく」が「おりょうり」に変わり、「しゃぼんのあわ」が「たまごやき」に変わります。私は「おかあさん」という歌詞を子どもの名前に代え、「おっぱい飲んでた匂いでしょ。ミルクを飲んでた匂いでしょ。」と替え歌にして、子どもを寝かしつける子守唄にしてました。ミルキィー・ペンシルチョコ・ポップキャンディー・ルックチョコレート・・・・。ここのお菓子、私の子どもの頃の、憧れのお菓子でした。

駄菓子屋さんのガラスのビンの中にある、握りしめたお小遣いで買える黒あめやポンせんべいとは違い、お店の奥のガラスケースの中に、ペコちゃんのついたミルキィーもパラソルチョコも、それこそ超高級品という、面持ちで並んでいたと思います。日曜の夜に、不二家提供のマンガの番組があったように記憶していますが、そこで流れるルックチョコのCMは、子どもだった私に『おとなになったら、ルックチョコを食べるぞ!』と決心させには充分なほど、おしゃれで都会的なCMだったと思います。ハートチョコは、バレンタインディーが騒がれていなかった当時の、女子中高生のプレゼントに選ぶ、定番のチョコのひとつだったと思います。うちの子に最初に食べさせたアメはミルキィー。散髪屋で散髪し終えた子どもがご褒美に貰うのは、ポップキャンデー。多くの思い出があるだけに、『不二家、大腸菌陽性でも「出荷」…国の基準を無視』のニュースはこたえます・・・・。お菓子たちは、何も悪くないのに、会社がちゃんと作ってくれないと、もう二度と食べることが出来ないよね。うちの子が「ミルキィー買いだめしておくんだった」と言ってました。『ミルキィ-はママの味、ミルキィー~~~。』

コメント

タイトルとURLをコピーしました