近頃のうちの朝は、毎日某TV局の朝の連続ドラマが流れています。
ヒロイン役の堀北真希ちゃんが、少しドジな普通の女の子を好演していますが、この時代、今から考えられないくらいの男尊女卑が色濃く残っていたと思う。だから、女医を目指すというのは、相当な覚悟とパワーが必要だったのでは?と、思いながらも、毎日楽しく見ています。話、↑写真に戻しますが、この写真は田中絹代さんが出演した『サンダカン八番娼館 望郷』の晩年の北川サキのふん装です。昨日、ケーブルTVのチャンネルをカチャ、カチャしてたら、熊井啓監督の『サンダカン八番娼館 望郷』が映っていたので、途中からでしたが、見入ってしまいました。この映画、明治時代に天草からボルネオのサンダカンにいわゆるからゆきさんとしてわたった女性への聞き取り調査を基にして作られたノンフィクション作品ですが、からゆきさんたちは、明治時代の外貨獲得の一つの手段だったようです。男尊女卑の時代にも表立っては言われなかったようだけど、いずれの時代も、日本の女のちからって、凄かったんだと、改めて思いました。今の時代は、昔からあった草の根の女子力が、表に出てきた感があり、この時代に、女として生まれてきたことって、とっても、幸せなことだと思うけど、『女は三歩下がって・・・』の時代に生まれたおばあちゃんがいた家で育った私は、デートらしき車で、よく見る運転は女子、運転席でチンタラ座っている男子という光景、何とかならんもんでしょうか?と、思うのです。しわくせきざいHP
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