先日の大風にも耐えて、丸亀城の桜は花を散らすことなくきれいに咲いてくれています。
先週の金曜日に劇団朱雀の2代目早乙女太一君の公演を見てきました。お席は、サイドだったのですが、係りの人に「よければ、センターが開いてますのでどうぞ」と言われ、ご好意に甘え変わらせていただきました。(感謝)観客は、1500人ほど入るホールが3分の2埋まっている状態で、そのうち、約8割女性客という感じでした。そして、殆どが私と同年代か年上のお姉さまでしたが、太一君が登場すると身を乗り出してご覧になるお姉さまもいて、幾つになっても夢中になるものがあるとは、うらやましい限りでした。舞台は、お芝居と舞踊の2部構成でしたが、お芝居は世話物で、予想どうりの展開でした。舞踊は日本舞踊をイメージしていったのですが、かなり激しいターンもジャンプもあったりで、チョット驚きました。それから、舞台に立っている団員や、切り盛りしているスタッフの若さにも驚きました。演目で圧巻だったのは、煌びやかな朱雀の緞帳の前で、花魁姿の早乙女太一君が舞う姿でした。カツラに簪、帯に金襴の打ちかけは、かなりの重さがあるだろうにその重さを感じさせない艶姿は、さすがやわぁ~!でした。それから、早乙女太一君は、一人舞いでも、それを感じさせない舞台栄えのする人でした。緞帳が下りるときには、最前列の何名かはスタンディングオーベーションしてたし、『太一』の声も上がりました。公演が終わり、ホールの外に出たとき、二人ずれのご婦人の「必ず最後は死ぬよなぁ~」の声が耳に入って来て、何度も見に来ている人いるんだと、実感。誠に貴重な体験をさせていただきました。やはり、経験に勝るもの無しです。しわくせきざいHP
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