お前がいれば、大丈夫!

変換 ~ illust643今日は三月三日、ひな祭りです。今年は、お雛さまを飾ることなく今日まで来てしまいましたので、せめてもと、ブログにお雛さまをUPしました。話しは変わるのですが、加麻良神社の神主さんから伺ったお話しが、心を離れないので、ここに書かせていただきますが、お付き合い下さい。(ぺこり)

ある所に、いさかいが絶えない姑と嫁がいました。姑とのいさかいに疲れはてていた嫁が、ある時、交通事故をおこし、相手に怪我をさせてしまいました。夫と離婚し、子どもを婚家に置いて、身一つで出て行く覚悟を決めた嫁なのですが、何言われるだろうと、心配しつつも事の次第を話さないわけにはいかじと、姑のところに行ったそうです。当然、激しく叱責されると覚悟を決めて姑の所に行った嫁に、姑は「お前は、大丈夫なんか?」と、穏やかな声で問うたそうです。そして、「うちの家はどうなることかと、思とったらお前が嫁に来てくれて、 孫も生んでくれて、嬉かったんで、色々言うてしもた。 うちの家は、おまえが大丈夫だったら、大丈夫なんや。 事故の事は、保険もはいっとるじゃろが。 金で仕舞い出来ることはまかしとけ、うちに全部まかしとけ。 それより、病院に行って、頭も体も全部見てもろてこい。 うちの家は、お前が大丈夫なら、大丈夫なんやから!」と。このお話しのお嫁さん、神主さんに相談に来ていたのだそうですが、その度に「お宅の姑さん、そんな人とちがうでぇ~」と、話されていたそうです。その後、神社に来たお嫁さん「神主さんのおっしゃるとおりでした」と言い、今は仲の良い嫁姑だそうです。子を持つ親として、このお話しの深さが心を捉えて離れませんでした。こういうお話を、女の子のお節句の前に聞かせていただけたのも、何かのご縁なんでしょうねぇ~。(笑顔)しわくせきざいHP 

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