ある年の冬、主人の先輩の方のご紹介で石のお社(やしろ)をご用意することになりました。据え付ける場所は「88STAGE」という、数件のお店が集合している建物の駐車場の近くという事でした。そして、そのお社に奉られる御方は恩を惹くことから『おんびきさん』と近隣の人から慕われている土地の守り神さまとお聞きしました。『おんびきさん』のお社は、かわいいお社で、数時間で据える事が出来ました。当日は寒い日でしたが、工事の間は晴れていて、おんびきさんがお社に鎮座なさると、雪がチラツキ始め、まるでおんびきさんが、ありがとうと言ってくださっているように感じました。それがきっかけで、カフェでランチをいただいたり、サロンコンサートに伺うようになりました。以前書いたベーゼンドルファー社のピアノはここにある布木紙楽土(ぬのきしらくど)というお店の中にあります。クリスマスの谷川俊太郎さん親子の詩の朗読会も、ここで開かれました。私が、耳のごちそうをいただきに行くところです。
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