今年もあと3日ですが、いかがお過ごしですか?紅葉もまだ残っているし、桜も芝桜も少しですが咲いているので、お正月を迎えるといっても何か???な気がします。
今日は看護師の友達に聞いたお話しです。近年、病院では、亡くなった方への死化粧に使うクレンジング・ファンデーション・口紅などが入った『エンゼルメイクセット』を用意しているところがあるそうです。死化粧は遺族に対しての心のケアーの一環としても行われているようですが、そういうことに重点を置かれていない時代にも、ナース達が空き缶や菓子箱に入れた持ち寄りのファンデーションや口紅で、死化粧を施していたそうです。祖母が無くなった時、鏡台から口紅を出して、土気色の唇に、母が紅を指すとほのかな華やぎが生まれたし、数年前に亡くなった伯母は、「おくりびと」で有名になった納棺士さんに死化粧を施され、ばら色の頬をして眠っていました。そして、その表情は『きっと天国に行くだろう』と見送る側の私たちを安心させてくれました。おくる心は、宗教という形にはなってはいないけど、おくる側、おくられる側の大切な供養ごとにはなっているのでは、と思ったりします。しわくせきざいHP
コメント
おせわさまです。 昨日・・近所のおばさまのご葬儀に行ったのですが、今日、けいこばぁ(家内)が、「エンゼルメイクはどうやった?」というので、何のことだかと思ったですよ。母のさっちゃんが・・・パワーが落ちてきているので、葬儀の形とかを考えて居るみたい。 ま、病院に入院してれば・・それなりの「メイク」はしてもらえるだろうし、我が家で亡くなれば、けいこばぁやそのほかで・・エンゼルメイクはできるのだろうけれど・・。 エンゼルメイクねぇ・・。男性にはどういうんだろ・・・。
2日前、自分のところに、初めて、母と、弟の死を、書いて、、、なんか、今日しわくさんが、こういうテーマを、書かれていて、、、ジーンとしてます。しわくさん所では、自分のところには、書けなかった弟の事、以前に、、書かせてもらいましたね。12月が、2人が、あちらに旅立った月だから、気ぜわしくしながらも、なんとなく、寂しくなる月でもあります..しわくさんが、いつも、あちらの世界のことを、書いてくださるのを、読みながら、2人の事を、いつも頭に浮かべて、、、<あ、、父を、浮かべない私・・・お父さん、ゴメンナサイ...と、言いながら...>本当に、ここは、深いブログですね。。。30年近くなる母の死のとき、、やはり、しわくさんが、言われるように、看護師さん<その頃は、かんごふさんでした...>2人が、綺麗に化粧してくれました。。。看護婦さんたちが「きれいな、お母さまだったから、綺麗にしてあげましょうね..」と、いいながら...娘の私は、ただただ、悲しくて、そんな余裕は、有りませんでしたが...綺麗に化粧してもらった穏やかな母の顔を見ると、、、なくなったんだ~と、実感が、わかず、嬉しい気持ちと、悲しい気持ちが、押し寄せてきたのを、思いだしました。明日は、弟の命日です...大晦日に、旅立った、弟の命日は、一生決して、忘れないですね。。。来年で、40年になるというのに。。。今年の最後に、長々と、書かせてもらいました。。。ありがとうございます。又、来年も、しわくさんの心にしみるお話し、聞かせてくださいね。どうぞ、良いお年を、お迎えください。
まほろばさん、死化粧をエンゼルメイクと言うので、男性も同じ呼び方だと思います。ちなみに、昔は耳とか鼻とか、綿花をつめいていたのだそうですが、今は速乾性のジェルがあるそうです。死後処置も、時代とともに変わっているのですね。
KiKiさん、身近な人の死に対しての想いは尽きぬことはないと思います、また、悲しみも無くなることはないと思います。忘れられないことを忘れる必要はないと思いますが、想いも、悲しみも、形が変わっていくように思います。また、変わっていかなければ、残されたものは生きていくこの難しい場合もあるように思います。想っている人とは、大往生した後に逢えると私は信じています。だから、楽しいことをいっぱい経験して、逢えた時に、その経験をおみやげ話としなければ!です。(笑)
今年も後数時間となりました。来る年が、皆様にとって幸多かれと願っております。しょ~もない、ぶろぐですが、また遊びに来てください。みなさま、よいお年をお迎えください!!!