さぬき広島十二姓

以前から義父から『広島十二姓』と言う話は聞いていたのですが、新年の家族の集まりの時に「十二姓とは何ぞや!?」と改めて、聞いてみました。信長、秀吉、家康、秀忠らが水軍に与えた朱印状というのを、歴史の時間に習われた方も多いと思いますが、うちのおじいちゃんの話によると『十二姓会』というのは、どうやら人名制度と関りがあるようです。

戦国の世、時の権力者が軍事、経済(海運)両面であなどりがたい力を持っていた塩飽の人々を、人名(にんみょう)と呼ばれる地位と自治権を与え、味方に引き入れようとした事は、私も知っていたのですが、さぬき広島は『岩根』『小倉(2軒)』『香川』『中条(2軒)』『古川』『松下(2軒)』『山下』『山本(2軒)』の十二の家が任命されたそうです。ただ、あくまでもうちのおじいちゃんとおばあちゃんの記憶によるため、事実とは、違うことがあるか?と思いますが、お許し下さい。その後、各々の家が枝分かれし、現在広島十二姓の子孫は、たぶん64~5軒?だろうということです。(二人とも記憶が、曖昧ですいません)例年11月3日に『十二姓会』の総会が、広島で開かれているのですが、毎年自分が行かねば!とおじいちゃんが意気込んでいたのに、去年は『お前行くかぁ~』と、うちの旦那さんに言ったとかで、親の年を改めて、自覚しました。もちろん十二姓会には、おじいちゃんが参加したのですが、『聞ける時に、ちゃんと聞いておかねば!』と思いました。事実を裏付けるものは、うちは新家なので何も残ってはいないようなのですが、ものすご~~く古い時代の古川家墓所が、広島にはあります。お墓の数が多いため、どこからどこが、うちのご先祖さまなのか、把握できていない、私は情けない嫁です。ご先祖様、ごめんなさい。

コメント

  1. 十二姓会の子孫 より:

    とても興味深いお話でした・・・!為になりました!ありがとうございます!

  2. しわく より:

    十二姓会の子孫 さん、コメント有り難うございます。今の時代、十二姓会は遠い昔の夢物語の世界なのだと思います。夢物語でも大切にしている人たちがいるうちに、十二姓会の成り立ち、事訳を記せるといいと思うのですが、この十二姓会と言う会は、誰も史実的なことを知らないと言う、摩訶不思議な会のようです。(ふぅ~~)

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