ゲゲゲの鬼太郎キャラクター初江王お墓を建てさせていただいたお施主様で、散骨のためにインドに行かれた方がいました。その時、クシナガルにも足を延ばし涅槃堂に祀られているブッダの涅槃像をお参りにされたのだそうです。
お参りを無事済ませて帰ろうとした時、僧侶に呼ばれ、「この生地は、それまで涅槃像に掛けていた衣だ」と黄色の布に金糸で細かな模様を織り込んだ生地を譲られたそうですが、お参りに行った日が、偶然にもブッダの衣を新しい物と替える日だったとは、驚きです。話しは、二七日(ふたなのか)の裁判官、初江王(しょこうおう)に進みますが、初江王は釈迦如来の化身といわれています。お釈迦様は、今から2500年前にインドの菩提樹の下で、世の中の道理、自然の摂理を体得し、一切の迷いを離れて悟りを開かれたと言われていますが、この方は、三途の川の初江の辺りにおいでになって、亡くなった方が三途の川を渡るのを監視なさっているようです。そして、お亡くなりになった方に、無常の理を説き、 道理を示し、不安を除いてくださると言われています。お寺さんのお話をうかがった時、あちらの世界に行って、初江王(しょこうおう)に逢たなら、迷わず順調に進んでいると、考えていいのかな?て、思いましたがこれは、大往生した後のお楽しみです。(笑)ただ、世の中の道理はよく分かって無いし、自然の摂理も体得して無い。そして、迷いもいっぱいあるので、「お釈迦さまの授けてくれた事が理解できんかも!?」て、言うと、お寺さんが「心配せんでもええでぇ~、次の仏さんがちゃんと知恵授けてくれる。」とおっしゃいました。次は三七日の裁判官のお話です。『三七日』の読み方は、もうお分かりですね。危うく「さんじゅうしちにち」と読みそうになった私が言うのも何なんですが(汗)「みなのか」と、読んでください。しわくせきざいHP
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