石の階段に

変換 ~ 写真 019この階段がいつ作られたのか???ですが、手前の丸みから相当な歳月を経た階段だという事が分かります。この丸み、気の遠くなるほどの年月、石段を登った多くの人たちが作った丸みです。

今、石の階段を据えるとしたらコンクリートの上に厚さ20mm~15mmの板石を貼り付けていく工事がほとんどで、階段の一段の高さの石を置く事はまず考えられません。そして、階段の始まりの数段↑と最後の数段↓には変換 ~ 写真 020亀甲や青海波(せいがいは)などの模様が彫ってありました。付け焼刃的な仕事ではない仕事の凄さなんだと思います。時が経ち、模様が消えかかっていても、一部壊れかけていても、有無を言わさぬ存在感を放っていました。作った人が分からなくても、嘗てこの仕事をした人がいた事だけは、この階段が証明してくれています。しわくせきざいHP

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