これから読む『ばんば憑き』この本、宮部みゆきさんの時代物だから、怖くも哀しいふしぎ物語が、読めそうです。
宮部さんつながりのお話ですが、以前読んだ『弧宿の人 上・下』の中に出てくる讃岐国、丸海藩て、どうも丸亀がモデルのようです。ずい分前に読んだので、記憶が?ですが、下巻の巻末に丸亀に取材に来た時にお世話になった方々への感謝の言葉が書かれていたように思います。それから、丸亀藩には遠山金四郎こと遠山景元(かげもと)とライバル関係にあった鳥居耀蔵が失脚後、その身柄を丸亀藩お預けとされ、23年という長きに渡り幽閉されていたようです。鳥居耀蔵は六番丁の御用屋敷に幽閉されていたそうですが、幕府からの大事な預かり人の自殺することを防ぐため5、6人の家臣が昼夜交替で監視するほか、召使いの女や医師も置くなど、その生活ぶりに、丸亀藩は、かなり気を使っていたようです。「ほう」と言う名前の女の子が『弧宿の人』に登場しますが、物語の後半、この子が仕えることになる警備厳重なお屋敷の旦那様は、私は鳥居耀蔵がモデルのような気がしました。しわくせきざいHP
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