連休にお休みがいただけたので、広島ドッグパークに行ってきました。相当覚悟して行ったのですが、犬たちの衛生環境は、最初見たHPの写真が信じられないくらい整っていて、保護団体が介入して、わずかの期間に良くここまで、早急に改善できたと頭が下がる思いでした。ボランティアに来ている人は、驚くほど若い人が多かったです。大学生や高校生の子どもが居る私たちは、最高齢から何番目だろう?と思いました。若いボランティアの方々が、仕事の内容を選ばず、汚れることを厭わず黙々と作業をこなす姿に、久しぶりに『日本も捨てたものじゃない!』と思えました。
保護団体も各地から来ているボランティアの方々も自分の飼い犬に接するがごとく、どの犬にも自然体で接していました。手伝いに入った犬舎は大型犬専用でしたが、成犬のラブラドールやゴールデンが私でもらくらく抱えられるのです。本当に、犬のどこを触っても骨を感じるのです・・・・。えさの量や犬の癖、体調の悪い場合は各犬のバリケンにガムテープを貼り付けそこにマジックで書かれていました。人災にあった犬たちだから、人に敵意を向けるかと不安だったのですが、どの子も人懐こくて良い子でした。バリケンの掃除のために移動させた犬は、こちらが覚えてなくても、犬の方が覚えていて、近くを通ると『私!私!』とすり寄って来てくれました。また、散歩に連れ出した一頭の犬は、私の体の一部に触れてないと不安らしくなかなか歩こうとしませんでした。結局、散歩には行かず、芝生に座って彼女の体さする事にしました。何度も言いますが、成犬のラブラドールや、ゴールデンが私でも抱えて移動することが出来るのです。そして散歩していたら、当然磨り減る爪が、放って置かれたため、長く伸びているのです。夕方私が帰る間際に2人のトリーマーさんが来て、一頭一頭抱きかかえて、爪を切りそろえていました。私がお世話になった犬舎のリーダーさんは、20代後半くらいの女性の方でしたが、次々に来る新しいボランティアさんに、仕事の説明や、今手伝って欲しいことを根気よく説明しており、頭が下がる思いでした。また、足に障害のある子が譲渡会を待たずに一頭引き取られていきました。これは、珍しいケースだそうです。犬の譲渡会は21日22日にあるのですが、一頭でも多くの犬が、安住の地を見つけられるように祈ります。
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