自然の摂理

事務所で、淡水の熱帯魚を飼っているのですが、ひと月ほど前に仲間入りした、容姿がまさに鯛そっくりな魚が産卵しました。その魚の正式な名前は知らず、しかも2匹しか購入してないのに、たまたまオスとメスだったようです。水槽の環境も水草が生い茂り、底には小さな砂利がしかれ・・といった環境も産卵に適していたのかもしれません。しかし、突如発生した思いもよらない幼魚の大群に、びっくりしました。

親たちは、わが子を守るために群れに付き添い、他の魚を寄せ付けません。時には、非常に攻撃的な態度もとります。『人間よりしっかり子育てしてる』と思わずつぶやいてしまいました。しかし、水槽の中に作られた環境も彼らにとって決して甘くはありませんでした。一日、一日幼魚の数が少なくなりました。他の魚に食べられたのでしょうか?それとも、体力のない子は育たなかったのでしょうか?ここ2~3日で、見かけるのは2~3匹なのですが、もう、他の魚にたべれれる事はないだろうと思えるほど、大きくなっています。水槽の大きさと、それまで飼っていた魚の数を考えると、2~3匹育つのが適当かな・・・と思います。水槽の大きさに合わせて、幼魚の数が減っていったか?とも思ってしまいました。水槽の作られた環境の中にも、自然の摂理があるのだと、感じています。

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